馬場ばばババBaBaー
2007-08-13T16:22:45+09:00
harabb
編集部で働くかたわら、思ったことをつらつらと書いていく予定です。
Excite Blog
マクドナルド、ローソンにみる「常識への反抗」
http://harabb.exblog.jp/5992937/
2007-08-13T16:19:00+09:00
2007-08-13T16:22:45+09:00
2007-08-13T16:19:43+09:00
harabb
生活こぼれ話
マクドナルドが6月に導入を開始した「地域別価格」。マクドナルドは全国どこでも同品質とうたってきたが、価格は確かに各国で異なる。全国で同じだと信じて疑わなかった価格が変わる。これはこれまでの常識を覆すものだ(GIGAZINE:本日よりマクドナルドが地域別価格を導入、都市部ではどれだけ値上がりしたのか?)。
一方、ローソンは全国の24時間体制を見直すと発表(NIKKEI NET:ローソン、24時間営業見直し・採算性を改善)。これもまた「コンビニは24時間オープンである」という常識の根本を見つめなおした戦略だ。
確かに一昔前は、地方のコンビニは24時間開いていない店舗も数多くあった。それがセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニが次々と進出し、いつしか、コンビニ=24時間オープン、という常識が作られていった。
常識が壊れると新たに生まれてくるものもある。
マクドナルドの地域別価格導入で最も気になったのは英国の経済誌「エコノミスト」が毎年発表している「ビッグマック指数」(Wikipedia:Big Mac Index)。これはビッグマックの価格をもとに各国の通貨価値を算出するという試みだ。日本でのビックマックの価格は、平均値を取ることになるのかもしれないが、地域によってこうした価格差がつけられるケースが増えていけば、日本の地域別ビックマック指数も作れるようになるということ。どこかのシンクタンクが作ってくれると面白いが。
あくまで競争力が高い企業に限られるとはいえ、今後はこうしたこれまで“なんとなく”作られてきた業界の常識を見つめ直すケースが増えてくるのではないだろうか。]]>
ページビュー神話の崩壊と家庭用ゲーム機
http://harabb.exblog.jp/5991486/
2007-08-13T04:09:00+09:00
2007-08-13T04:10:16+09:00
2007-08-13T04:09:04+09:00
harabb
記事こぼれ話
日本のネットレイティングスも同じ指標を用いて、2007年6月のデータを元にランキングを発表。ページビューランキングと比べ、上位3社に変動はなかったが、YouTubeや2chといったCGMサイトが一気に順位を上げているのが分かる。
広告業界にインパクトを与えたこれらの発表だが、ふと頭に浮かんだのは家庭用ゲーム機のことだ。現在、Wii、PS3、Xbox360といった家庭用ゲームはネット接続が当たり前。彼らは単純にオンライン対戦を可能にするプラットフォームで終わるつもりはない。テレビとネットをつなぐ端末でありたいと願っている。そうなると、必ず広告市場への進出も視野に入れているはずだ(グーグル、マイクロソフトが相次いでゲーム内広告会社を買収するなか、ソニーもIGA Worldwideの買収に動いているという噂が流れていた)。
あくまで個人的な雑感でしか過ぎないが、Wiiの登場は新しいゲームの遊び方を提案したと同時にある変化をもたらしたと思っている。それはゲームの利用時間という観点で見たときに、明らかに利用時間が短縮へと向かったのではという推測だ。
Wiiを出てすぐに買って、実際に使ってみて、これは新しい分野を開拓したゲーム機だなと確かに思った。実家に帰ったときに甥っ子にも買い与えた。しかし、だ。甥っ子が遊ぶ姿を見ていて、Wiiをやり始めてから一定時間過ぎた後、自分で遊ぶのをやめるのである。これは自分がゲームに熱中していたときにはありえなかったこと。自分を顧みると、どれだけでも止められるまでゲームで遊びたかったことを思い出す。
Wiiはゲーム利用者の層を確かに広げたが、コアなファンのコアな利用もまた遠ざけた気がする。そして、ゲーム業界に広告媒体として求められているのは、テレビ離れが著しい若年層へのリーチ。総利用時間が減ったとき、こうした若年層への広告媒体としての価値が残っているのか。
Webの世界に訪れた新たな流れに、ゲーム業界は何を想っているのだろう。]]>
Second Lifeの狂宴の後は?
http://harabb.exblog.jp/5989231/
2007-08-12T17:30:00+09:00
2007-08-12T17:31:26+09:00
2007-08-12T17:30:29+09:00
harabb
記事こぼれ話
世の中では、Second Lifeのアクティブユーザーがいかにいないか、これについて警笛を鳴らしている人が多いが、かたやアクティブ率が8割とうたっていたmixiもユーザー数が増えて最近ではアクティブ率についてはあまり語られる機会が減ってきている。その辺の考察はほかの方にお任せ。
気になっているのはSecond Lifeのパブリシティ効果がいつ終焉を迎えるか、この1点だ。パブリシティ効果とは、メディアに取り上げられることによって生み出される宣伝効果。通常は、広告出稿料金と比べてパブリシティ効果を換算していく。例えば、新聞にSecond Life参入の記事が掲載されたら、
記事面積/1ページの面積 × 1ページの広告料金
という具合に記事の価値を算出する。もちろん、広告ページと編集ページでは、編集ページのほうが読者が目を通す確率は高いので、記事として取り上げられたほうが効果は高いので厳密には何かしらの係数をかけている会社もあると聞く。
企業によるSecond Lifeの参入が相次いでいるのは、1つにこのパブリシティ効果の存在が大きい。島の購入、建物や人のプログラミング、さまざまなシカケを用意するとおおよそ参入にかかる費用は1000万円から。参入支援を手がけるトランスコスモスも「1000万円から」と明言している。つまり、現在のSecond Life参入支援企業は大企業を相手にビジネスをしており、また参入する企業も大企業が多くなる構図になっている。
そしてSecond Lifeにかける費用は、宣伝費から賄われていることが多い。テレビCMなどにかけるプロモーション費用と比べたら、1000万円は微々たる数字。しかも、パブリシティ効果を計算すると、十分元が取れるわけだ。
ただ、メディアはいつまでも報道しない。個人情報漏洩事件のときを思い出してほしい。メディアはこぞって個人情報を漏洩した企業を取り上げ、新聞も一面を飾っていたが、いつの間にか扱いは小さくなっている。いま個人情報を漏洩させても、さほどメディアは騒がない。しかも、個人情報漏洩は“負”の話題。メディアは基本的に負の話題で追及するのが好きな人間の集まりだが、それでもすでに沈静化しているのだ。
Second Lifeのパブリシティ効果は年内持つか怪しいというコメントを、とある参入支援企業の社長からもらった。そうなると、Second Lifeに参入する企業、もっと具体的にいえば、参入を推進した担当者は、パブリシティ効果以外の明確な参入効果を上司に説明する必要が出てくる。
現在の、Second Lifeはその効果を説明するだけのモノサシを用意できていない。延べ何人が来たかということは分かるが、人気の島でも1日数百人だ。Webサイトへ訪れるユニークユーザーと比べると非常に分が悪い。つまり、Second Lifeはその仮想空間におけるユーザーの体験がどれだけ効果があるものなのか、明確に指し示す指標が必要になる。
米国では既に逆風が吹き始めたSecond Life。いまの狂宴が終わったあと、Second Lifeに企業は残っているだろうか。]]>
形あるもの壊れるでいいじゃないかという話
http://harabb.exblog.jp/4541907/
2006-10-21T02:40:34+09:00
2006-10-21T02:40:34+09:00
2006-10-21T02:40:34+09:00
harabb
記事こぼれ話
ただ、取材に回ると、それはそれで面白い話題が出てくるわけで。いくつかそれをご紹介。
まず、ふわふわのお布団。私はよくパソコンを布団にほーれって投げる。理由?柔らかいから大丈夫だろうという判断で。けど、実はこれがハードディスクによくないそうだ。ハードディスクは突発的な衝撃にはある程度強くしているらしいが、長周波の衝撃には意外に弱いとのこと。つまり、地震のときに、突然の揺れに対してよりも、むしろゆっくりとした長周波の揺れのほうがビルは倒れやすいのと同じことだそう。
オークションで競り落として愛用しているThinkPad s30がおかしくなってきたのはこれのせいかも。
このほか、ゴキブリくんのお話。パソコンでもプリンターでも年に数回、サポートセンターに返却されてくる機器のなかでゴキブリくんが亡くなっているそう。ゴキブリくんが紛れ込むと、電気を通しやすいゴキブリくんの身体を通って過電流状態になり、機器がショートして壊れてしまうという流れ。「ゴキブリが黒こげになっててびっくりしますよ」って話を伺い、いやゴキブリは最初から黒いだろと思いましたが、静かにしていました。
このほか、90cmの高さから落とした試験をクリア!などと書いてありますが、あれはサポート対象外なのでご注意。まぁ、こういう強度を前面に押し出す企業と、ひっそり隠す企業があります。何にせよサポートの問題で、クリア!だなんて言っちゃうとどうしてもやりたくなる人が出てくるみたい。
確かに高校生の頃、絶対に壊れないとうたってたG-SHOCKが流行っていて、屋上から思いっきり投げ落として遊んでいた記憶があります。友達のが一つだけ壊れましたけどね。
いずれにせよ、この特集、ちゃんと書けるのか心配。。。
TSH]]>
ユニークユーザー数に応じて現金がもらえるブログ登場
http://harabb.exblog.jp/4243469/
2006-09-07T03:20:00+09:00
2006-09-07T03:25:05+09:00
2006-09-07T03:20:27+09:00
harabb
記事こぼれ話
内容はブログのユニークユーザー数に応じて現金を還元するというポイント付与プログラム。つまり、アレカオというサイトでブログを開設し、1日に100人が見に来ると100円支払われるわけです。もちろん5000ポイント以上じゃないと現金化できないとか、月に5万円が上限とか、そういう制限はあるのですが。おそらくリリースでうたっているとおり、日本初の試みではないでしょうか。日本全国調べたわけじゃないので、記事ではそう書きませんでしたが。
といっても、このブログサービス、男はあまり用無しのようです。ターゲットがF1層(20~35歳の女性)で、化粧品や美容、ダイエットなどをテーマにしているからです。男でも参加できるような商品だったらいいのに・・・。
このサイト、モノは売っていません。このサイトに加盟しているECサイトに誘導することが目的のサイトです。サイト全体が広告メディアになっているといったほうが正確かもしれません。商品カタログにある商品について、「この商品は実に良いよ!」「使ってみたけど、肌に合わなかった」などなど口コミ情報を集めるわけですね。企業にとってはおいしい情報に違いないでしょう。
ただ、このサイト、問題はあります。発表会でも質問が出ていましたが、まず商品を実際に使わなくても書けちゃうということ。使ってないのに「いいですよーお薦めですよー」なんてことを書いてポイントを稼げちゃうわけです。あんまりこういうユーザーが多いと、サイト全体の質がかなり低下し、広告メディアとしては価値を失います。
もう1点は、ユニークユーザーは偽装できてしまうこと。この点については、社長さんが「異常値を発見したらポイントは付与しない」と言っていました。実際にポイントが付与されるのは1週間語だそうで、その間に異常値を発見するそうです。
この発表会、知花くららってモデルが来ました。アレカオでブログを書いているそうです。恥ずかしながら知りませんでした。ミスユニバースジャパンで世界第2位になって注目を集めている人だとか。なんでこんなところにテレビ局が!と思ったけど、そういうことかと納得。記者会見の後に、「それでは知花くららさんの囲み取材(よく芸能ニュースなどで芸能人を囲んでマイクつきつけてるやつ)どうぞー!!!」と司会者。芸能系の記者がわらわらと集まっていきましたが、興味もなく、記事にできるわけもなく、そそくさと帰ってきました。
TSH]]>
newsingが明らかにした「ニュースの定義」
http://harabb.exblog.jp/4203515/
2006-08-30T01:56:00+09:00
2006-08-30T01:51:42+09:00
2006-08-30T01:50:53+09:00
harabb
記事こぼれ話
開始したのはマイネット・ジャパン。元NTTレゾナントでgooの統括をやっていた上原仁氏が7月1日に立ち上げた企業だ。このソーシャル・ニュースサイトに私は非常に興味を持った。というのも、iza!を立ち上げた産経デジタルの阿部雅美社長が言ったコメントを思い出したからだ。
「新聞記者を三十数年やってきてね、どうもね、インターネットはよく分からない。自分ではこの記事が必ずアクセス数1位だろう!と思うでしょ。けどね、結果見たらさんざん。なんでこんな記事がと思うようなものが1位なんですよ。不思議ですよねぇ」
つまり、どういうことか。ニュースの価値はこれまで、新聞、テレビ、雑誌などが決めてきた。もっと言えば、そういう媒体内の編集長であったりキャップと呼ばれる人が決めてきた。過去にasahi.comの取材時に担当者と雑談をしていたとき、こういう話をした。「Cookieを見て、アクセス時に毎回トップニュースを変える仕組みにしたら、更新感が出ていいんじゃないでしょうか」。これに対し、担当者はこう答えた。「いや、ニュースサイトといってもやっぱり新聞と同じでトップニュースを決める編集権は手放せないですね」。この考え方はyomiuri onlineも、NIKKEI NETも同じだった。
記者をしていて思うことがある。よく、デスクとぶつかる。これはニュースか否かという部分だ。オーマイニュースの掲載ニュースにも皆失笑している。私も笑ってしまう。けど、韓国ではそれもニュースだという。もしかしたら、1人でも知りたい人がいればそれはニュースなのかも、と。newsingを見ていても思う。
いわゆる普通の(古い)感覚ではニュースではないものがnewsingでは上位にくることがある。笑えるものだったり、くだらないものだったりするのだが、それでも人の興味がそれに集中しているから上位に表示されるわけで。その際、どれだけ世の中的に意義のある記事があったとしても、それらを凌駕しているわけで(あのサイト内においてはだが・・・)。
ニュースの再定義を行う時期を迎えているのだろうか。
TSH]]>
市民記者が作るオーマイニュースは成功するか
http://harabb.exblog.jp/4195350/
2006-08-28T16:38:00+09:00
2006-08-28T16:46:01+09:00
2006-08-28T16:38:58+09:00
harabb
記事こぼれ話
本日10時に「オーマイニュース(日本版)」がついに開始された。このオーマイニュースはプロの記者ではなく、市民に記者を書かせる、いわゆる「市民メディア」。韓国ではノ・ムヒョン大統領当選に貢献したと言われ、最初の独占インタビュー権も与えられたことで、一躍有名になったサイトだ。
編集長に鳥越俊太郎氏が就き、注目を集めたことで、運営元のオーマイニュース・インターナショナルも非常に快調な滑り出しを期待していたようだが、そうはいかなかった。というのも、あるインタビューで鳥越氏が2ちゃんねるをゴミ溜め扱いしたため。過剰反応したネットユーザーが同サイトの準備ブログを炎上させた。
今回、日本のオーマイニュース・インターナショナルにも取材に行ったし、韓国の本場オーマイニュースにも取材に行った。向こうの市民記者やほかの媒体の記者にもいろいろと話を聞いた。
結論として、日本と韓国の差は大きい。メディア事情、市民の興味などさまざまなところで違いを感じた。例えば、韓国では軍事政権後、民主的に選ばれたのはノ・ムヒョン大統領でおそらく3代目くらい。言論を封じられていた期間が長く、市民は“発言する”ということに対して渇望している。そして、彼らの興味は何をおいてもまず「政治」。政治こそがニュースに最初に求めるものであり、メディアもまずは「政治」に力を入れる。新聞など既存メディアに対する不信感も強かったようだ。韓国では政府、企業、メディアの癒着が激しく、報じるべき事を大手メディアが報じずにきていた。そこに、市民が情報発信するオーマイニュースが登場して、書きたいことを書き始めたものだから、支持を集めるのはごく自然のこと。
しかし、本国のオーマイニュースも壁にぶつかっている。今年の4月に組織を変更し、同サイトで記事を書いていた専門記者40人を10人に減らした。残り30人を市民記者をバックアップする体制に変えたのだという。つまり、オーマイニュースのトップ記事を書くのが、いつの間にか市民記者ではなく、通常のニュースサイトなどと同様、プロの記者になっていたのだ。表向きは4万2000人の市民記者が作るニュースサイトと銘打ち、実は最も色が表れる政治ニュースはプロの記者が書く。市民の“力”をうまく使った、実にうまいモデルだなとある意味、感心したものの、そうもいかなくなってきたようだ。韓国の人たちは、「ノ・ムヒョン政権の終わりはオーマイニュースの終わり」とも言う。政治色が色濃くでてきた同サイトから人が離れ始めている。
日本におけるオーマイニュースが成功するのは冷静に見ても難しいと思う。日本ではそれほど既存メディアに対する不満は溜まっていないし、個人が発言すること自体に渇望していない。ただし、メディアは何の疑問も持たずに信頼すべき存在ではないということに、気付かせる存在になってほしいと思う。記者クラブをはじめとする既存メディアが当然のように持っている既得権益は、外圧なしには壊せないと思うからだ。韓国で、オーマイニュースが記者クラブの壁を破ったように、日本でも同じような現象を起こしてほしい。そう願っている。
TSH]]>
電通が生き残る訳
http://harabb.exblog.jp/3281069/
2006-03-03T00:04:43+09:00
2006-03-03T00:04:08+09:00
2006-03-03T00:02:31+09:00
harabb
記事こぼれ話
自宅でオンデマンドTVを利用している。VOD配信が見放題で、プロバイダーの制限がないというのが特徴の映像配信サービスだ。
VOD配信を自宅で見るには2つの方法がある。1つはセットトップボックスを使ってテレビで視聴するタイプ。オンデマンドTVもこの部類に入る。もう1つは、パソコンで視聴するタイプだ。Gyaoはこの部類だ。
昨年までは、セットトップボックスを使った映像配信が1つのブームだった。コンテンツプロバイダーがハードディスクを搭載したパソコンに対して、著作権保護などの理由から距離を置いてきたためだ。TBS、テレビ朝日、フジテレビが共同で実験を行っていた「トレソーラ」も著作権保護の仕組み作りに相当苦労していた。わざわざシステム作りのためにNTTデータに発注していたくらいだから。
しかし、流れはGyaoが変えた。正確に言えば、勢いのあるGyaoに対して危機感を持ったソフトバンクが舵を大きく切ったのがきっかけだと思う。TV Bankという名称で4月1日に商用化を始めるソフトバンク。これまでセットトップボックスを使った「BBTV」というサービスを提供してきたが、これに関しては今後もう積極的に営業はしないという。
結局、この流れの変化が教えてくれたのは、日本人はコンテンツに対してお金を払うという慣習が根付かないということではないだろうか。結局、広告に頼る無料放送という、古いビジネスモデルを捨てきれずにいる。
そういえば昨日NHKでも無料ビジネスの旺盛ぶりを伝えていた。フリーペーパーを始め、Gyaoも登場していたが、無料塾なんてのもあるらしい。
いつの世の中にも、電通は生き残るというわけか。]]>
Wi-Fiが無線LANの簡単設定を標準化へ
http://harabb.exblog.jp/3275157/
2006-03-01T22:30:19+09:00
2006-03-01T22:31:38+09:00
2006-03-01T22:30:19+09:00
harabb
記事こぼれ話
無線LANの簡単設定は、ご存じの通り、バッファローのAOSSが先陣を切り、NEC、アイ・オー・データ機器、コレガと後に続いた。ちょうどAOSSが普及し始めてきた際、Wi-Fiアライアンスのフランク・ハンズリック氏は弊誌の取材に対し「日本で販売されている無線LAN製品のなかには、ボタンを押すだけでセキュリティの設定などができるものがあり、大変関心を持っている。設定の難しさが無線LANの敷居を高くしているのも事実だからだ。そこで、つい数カ月前に、当アライアンスのメンバーが何人か集まって、セットアップに関する認定について検討を開始したところだ」と語っている。つまりは、それがようやく実を結びつつあるというところだろう。
AOSSは確かによくできた仕組みだなと出始めたときに思った。なんてったって、WEPキーなんぞ初心者にとって難解すぎる。ボタン1つでそれをできるようにしたバッファローはスバラシイ。AOSSのおかげでサポートへの初期設定に関する問い合わせも減ったそうだ。
とはいえ、懸念材料がないわけでもない。簡単にするってことは何も知らないで終わるということ。ボタンを押すことでいったいルーターが何をやっているのか。これを理解していないと、うまく動いているときはいいが、トラブル時には全くもって対処できない。「いや、ボタン押しただけなんすけど・・・もう一回押せばいいの?」ってことになる。
不便なことが便利になる技術革新ってすばらしいことだと思うが、半面、知識不足でトラブル時に弱くなるってことも考えた方がよさそうだ。トラブルのない製品を作れば問題ないが、そんなの絶対に不可能だし。]]>
どーするアイフルの犬は2代目
http://harabb.exblog.jp/2044697/
2005-06-24T14:21:34+09:00
2005-06-24T14:21:54+09:00
2005-06-24T14:21:54+09:00
harabb
生活こぼれ話
これを教えてくれた某雑誌の某記者はいま、一生懸命動物のCM出演料を調べていた。それによると今のところ一番安い動物(?いや昆虫か)はゴキブリで5000円、一番高い動物はキリンで約1000万円。運送代とかが極めて高くつくそうな。ちなみにクーちゃんは3万円前後ということです。
TSH]]>
ウィルコム定額制のインパクト
http://harabb.exblog.jp/1957026/
2005-05-23T00:49:10+09:00
2005-05-23T00:54:37+09:00
2005-05-23T00:47:29+09:00
harabb
記事こぼれ話
というのも、店頭で端末売り切れが続出している。都内のビッグカメラ、ヨドバシカメラなどの量販店では既に入荷待ち状態。店員に話を聞くと「入荷しても、多数のおばさんグループが来店し、まとめ買いしていく」とのこと。ウィルコムはうれしい悲鳴をあげていることだろう。
かくいう私も宮崎に住む姉の指令で、3台購入。姉、親、私の3人で既に利用している。確実に電話がかかってくる機会が増えた。そもそも、親の年代は、通話よりもメールの方が安いからといって、そうそうメールが使いこなせるわけではない。ボタン一つで料金も気にせずにかけられるウィルコムはもってこいのツールとなっているようだ。
そこで定額制についてちょっと考えてみた。定額制のインパクトというのははかりしれない。インターネット接続の定額制「フレッツ・ISDN」、プロバイダーの接続料金定額制、その後のアクセスライン、ADSLやFTTHサービスなどはほぼすべてが定額制。インターネット接続はいち早く定額制時代を迎えた結果、爆発的に普及し今に至っている。
定額制の流れはその後も続いた。まず、固定電話である。ソフトバンクBBが先陣を切って普及させたIP電話。加入者同士であれば通話料無料という一種の音声通話定額制で、加入者は現在450万人にのぼっている。携帯電話のパケット通信にも定額制の流れが押し寄せた。auが先陣を切り、ドコモ、ボーダーフォンも後に続いている。
結局、定額制を実現できていないのは残すところ携帯電話の通話くらいしかない。ウィルコムは通話料無料をうたい文句にしているが、つまるところ携帯端末での音声通話の定額制を実現している。このインパクトは特に大きい。ウィルコムの八剱社長はサービス発表の席で、「価格は2台目を意識して設定した。既に普及している携帯電話からの乗り換えは実際のところ難しいだろうから」と発言したが、私の予測では意外に携帯電話から完全に乗り換えてしまうユーザーも多いのではと思っている。携帯電話各社はファミリー割引、長期利用割引などをこれまでも展開してきたが、完全に囲い込めているとは思えない。事実、各社メール料金を無料にするなどさらなる拡充に動いている。
ここ数カ月の携帯電話各社の加入者推移は要注目だ。TCAのページで確認できる。
TSH]]>
ジャスト対松下、知財高裁の大合議部案件へ
http://harabb.exblog.jp/1930166/
2005-05-13T19:07:51+09:00
2005-05-13T19:06:57+09:00
2005-05-13T19:06:10+09:00
harabb
記事こぼれ話
ジャストは2月8日に東京高裁に控訴、その後4月1日に設置された知財高裁による審議と変更。そして4月25日には第一回口頭弁論を行っていたが、社会的注目が高いこと、同類のソフトウエアのユーザーインタフェース(UI)特許訴訟が今後たくさん持ち込まれることが予想されることから、通常3人の合議体で行うものを5人の特別部(通称、大合議部と呼ばれる)による審議へと変更になったわけだ。裁判長は知財高裁所長で、第一部の部長でもある篠原勝美氏が務めるなど、裁判所側も気合いが入っている様子がうかがえる。
ここで民間企業に勤める私として疑問に感じたことがある。通常、大合議部に審議が移る場合の理由の一つとして、知財高裁側が「早期に判断を統一する必要性がある」というものがある。普通、民間企業で判断のスピードを上げる場合は、役員の数を減らすというのが常である。にもかかわらず、3人から5人に人数を増やすというのは・・・。理由はよく分からないが、どうやらそういうもののようである。
ただし、初の大合議部となるとおそらく第一審のような「アイコンか否か」ということが判決理由になることはないように思う。果たして、それが特許として有効か否か。特許取得時の時代背景と今にずれがないか。
いずれにしても今後も追っかける。
TSH]]>
自民、今国会で個人情報保護法改正目指す
http://harabb.exblog.jp/1878115/
2005-04-25T17:00:02+09:00
2005-04-25T16:56:39+09:00
2005-04-25T16:56:39+09:00
harabb
記事こぼれ話
現在の個人情報保護法では、情報漏洩が認められても、その後の行政命令に違反しないと罰則規定は適用できないことになっている。改正案では、不正な目的で漏洩させた従業員に対し、罰金や懲役を科すことができるというもの。現行法に条項を追加する形で実現を目指す。
という内容を聞くために自民党本部に電話をしたが、あの窓口の対応はひどい。金曜日にも電話をしたのだが、「あー、は?どこ?もう担当、帰っちゃってるんで、月曜日に電話してよ」とひどい言葉遣い。政権を担っている党とは思えない対応だ。実際に、つないでもらった先の担当者の方は全く違う。仕事で忙しそうなのに、非常に丁寧にいろいろ教えていただける。もったいない。会社でも官公庁でも党でも。最初の窓口の対応はやっぱり大事だなぁと思った。
TSH]]>
ジャストvs松下裁判、第一回公判終了
http://harabb.exblog.jp/1878088/
2005-04-25T16:48:57+09:00
2005-04-25T16:46:05+09:00
2005-04-25T16:45:34+09:00
harabb
記事こぼれ話
「いつぐらいまで書面を用意できますか?」との問いに、松下側の弁護団は「6月20日で・・・・」。裁判長「えへへへ」。おそらくそんなにかかるのー的な笑い。その後、裁判長、再度確認する。「今の話は6月20日までに書面を出すということでよろしいですか」。松下弁護団「はい。」
一方、ジャスト側は書類がそろえるのは1カ月でいいとのこと。以上をもって、次回の裁判日程が決まり、公判終了。この間、約5分。早い・・・。
公判後、記者がジャスト側の弁護団に集まるが、質問のすべてに「会社側に問い合わせてくれ」の一点張り。エレベーター内で司法記者クラブの人と思われる人たちが記事にならんと嘆いていた。
その後、裁判所内の警備兼案内人と思われるおじさんと立ち話。ずらりと並んだ法廷案内掲示板を指を差しながら、「昔は民事法廷ってのはこんなになかったんだ。今はこんなに増えちゃってねぇ。逆に、刑事法廷ってのはもっとあったんだよ。一応、刑事事件ってのは日本じゃ減ってるらしいからね。その分、凶悪犯罪化しちゃってるけど」と、いろいろ教えてくれた。そして「暇なときはいろいろ聞いてよ。忙しいときは相手にされないこともあると思うけど」と最後まで親切だった。
TSH]]>
ジャストvs松下、裁判再開される
http://harabb.exblog.jp/1876853/
2005-04-25T02:04:00+09:00
2006-08-28T16:44:46+09:00
2005-04-25T02:00:41+09:00
harabb
記事こぼれ話
この裁判、4月1日から東京高裁に設置された知的財産高等裁判所(知財高裁)にて行われる。知財高裁が設立した背景には国の方針が深く関与している。
2002年3月に知的財産戦略会議が発足し、7月には「知的財産戦略大綱」が決定。そのなかで、知的財産立国を目指す日本として、「特許裁判所」機能の創出などの課題が提示された。その後、2003年3月には知的財産政策の基本方針を定めた知的財産基本法が施行され、内閣に知的財産戦略本部を設置。同本部が同年7月に決定した知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画においては、紛争処理機能の強化および内外に対する知的財産権重視という国家政策を明確にする観点から、知的財産高等裁判所の創設の必要性を課題として掲げられた。その後、検討が重ねられ、2004年6月、知的財産高等裁判所設置法が制定されたわけである。
知財高裁は第一審、控訴審としての役割をもっている。①特許庁が審決した特許権、実用新案権、意匠権、商標権について取り消しを求める裁判の場合、知財高裁が第一審となり、最高裁判所が上告審となる。
一方、②特許権事件、実用新案権事件、半導体集積回路の回路配置利用権事件、プログラムの著作物の権利に関する事件など技術型と呼ばれる知財裁判は東京・大阪地方裁判所が第一審、知財高裁が控訴審となり、最高裁判所が上告審となる。
③意匠権事件、商標権事件など非技術型と呼ばれる知財裁判については東京・大阪地方裁判所または全国の各地方裁判所が第一審。東京高裁管轄内の各地方裁判所の事件であれば知財高裁が控訴審、管轄外の場合は第一審の所在地を管轄する各高等裁判所が控訴審となる。いずれの場合も当然だが、最高裁判所が上告審となる。
今回のジャストvs松下の裁判は、②に当たる。長らく使っていなかったブログだが、せっかくなので裁判の経緯報告を継続的にここで行っていこうと思う。
TSH]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/