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マクドナルド、ローソンにみる「常識への反抗」

 これまで疑いもしなかったことが、崩れつつある。

 マクドナルドが6月に導入を開始した「地域別価格」。マクドナルドは全国どこでも同品質とうたってきたが、価格は確かに各国で異なる。全国で同じだと信じて疑わなかった価格が変わる。これはこれまでの常識を覆すものだ(GIGAZINE:本日よりマクドナルドが地域別価格を導入、都市部ではどれだけ値上がりしたのか?)。

 一方、ローソンは全国の24時間体制を見直すと発表(NIKKEI NET:ローソン、24時間営業見直し・採算性を改善)。これもまた「コンビニは24時間オープンである」という常識の根本を見つめなおした戦略だ。

 確かに一昔前は、地方のコンビニは24時間開いていない店舗も数多くあった。それがセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニが次々と進出し、いつしか、コンビニ=24時間オープン、という常識が作られていった。

 常識が壊れると新たに生まれてくるものもある。

 マクドナルドの地域別価格導入で最も気になったのは英国の経済誌「エコノミスト」が毎年発表している「ビッグマック指数」(Wikipedia:Big Mac Index)。これはビッグマックの価格をもとに各国の通貨価値を算出するという試みだ。日本でのビックマックの価格は、平均値を取ることになるのかもしれないが、地域によってこうした価格差がつけられるケースが増えていけば、日本の地域別ビックマック指数も作れるようになるということ。どこかのシンクタンクが作ってくれると面白いが。

  あくまで競争力が高い企業に限られるとはいえ、今後はこうしたこれまで“なんとなく”作られてきた業界の常識を見つめ直すケースが増えてくるのではないだろうか。
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# by harabb | 2007-08-13 16:19 | 生活こぼれ話

ページビュー神話の崩壊と家庭用ゲーム機

 SNS、ブログ、動画投稿共有サイトなど、ソーシャルメディアの存在感が増している。それに伴い米ニールセン・ネットレイティングスは2007年7月10日、ページビューからの脱却を宣言した。総利用時間によるランキングを算出するというものだ。詳細はリリース参照

 日本のネットレイティングスも同じ指標を用いて、2007年6月のデータを元にランキングを発表。ページビューランキングと比べ、上位3社に変動はなかったが、YouTubeや2chといったCGMサイトが一気に順位を上げているのが分かる。

 広告業界にインパクトを与えたこれらの発表だが、ふと頭に浮かんだのは家庭用ゲーム機のことだ。現在、Wii、PS3、Xbox360といった家庭用ゲームはネット接続が当たり前。彼らは単純にオンライン対戦を可能にするプラットフォームで終わるつもりはない。テレビとネットをつなぐ端末でありたいと願っている。そうなると、必ず広告市場への進出も視野に入れているはずだ(グーグル、マイクロソフトが相次いでゲーム内広告会社を買収するなか、ソニーもIGA Worldwideの買収に動いているという噂が流れていた)。

 あくまで個人的な雑感でしか過ぎないが、Wiiの登場は新しいゲームの遊び方を提案したと同時にある変化をもたらしたと思っている。それはゲームの利用時間という観点で見たときに、明らかに利用時間が短縮へと向かったのではという推測だ。

 Wiiを出てすぐに買って、実際に使ってみて、これは新しい分野を開拓したゲーム機だなと確かに思った。実家に帰ったときに甥っ子にも買い与えた。しかし、だ。甥っ子が遊ぶ姿を見ていて、Wiiをやり始めてから一定時間過ぎた後、自分で遊ぶのをやめるのである。これは自分がゲームに熱中していたときにはありえなかったこと。自分を顧みると、どれだけでも止められるまでゲームで遊びたかったことを思い出す。

 Wiiはゲーム利用者の層を確かに広げたが、コアなファンのコアな利用もまた遠ざけた気がする。そして、ゲーム業界に広告媒体として求められているのは、テレビ離れが著しい若年層へのリーチ。総利用時間が減ったとき、こうした若年層への広告媒体としての価値が残っているのか。

 Webの世界に訪れた新たな流れに、ゲーム業界は何を想っているのだろう。
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# by harabb | 2007-08-13 04:09 | 記事こぼれ話

Second Lifeの狂宴の後は?

 ユーザー不在で盛り上がっているSecond Life。日本版も開始され、取材先では「日本人のユーザーが明らかに増えていってますよ」という声を聞く。個人的にアクセスしたりもしているが、あれだけメディアに取り上げられたら、そりゃ一回はログインしてみたくなる人も多いだろう。

 世の中では、Second Lifeのアクティブユーザーがいかにいないか、これについて警笛を鳴らしている人が多いが、かたやアクティブ率が8割とうたっていたmixiもユーザー数が増えて最近ではアクティブ率についてはあまり語られる機会が減ってきている。その辺の考察はほかの方にお任せ。

 気になっているのはSecond Lifeのパブリシティ効果がいつ終焉を迎えるか、この1点だ。パブリシティ効果とは、メディアに取り上げられることによって生み出される宣伝効果。通常は、広告出稿料金と比べてパブリシティ効果を換算していく。例えば、新聞にSecond Life参入の記事が掲載されたら、

記事面積/1ページの面積 × 1ページの広告料金

という具合に記事の価値を算出する。もちろん、広告ページと編集ページでは、編集ページのほうが読者が目を通す確率は高いので、記事として取り上げられたほうが効果は高いので厳密には何かしらの係数をかけている会社もあると聞く。

 企業によるSecond Lifeの参入が相次いでいるのは、1つにこのパブリシティ効果の存在が大きい。島の購入、建物や人のプログラミング、さまざまなシカケを用意するとおおよそ参入にかかる費用は1000万円から。参入支援を手がけるトランスコスモスも「1000万円から」と明言している。つまり、現在のSecond Life参入支援企業は大企業を相手にビジネスをしており、また参入する企業も大企業が多くなる構図になっている。

 そしてSecond Lifeにかける費用は、宣伝費から賄われていることが多い。テレビCMなどにかけるプロモーション費用と比べたら、1000万円は微々たる数字。しかも、パブリシティ効果を計算すると、十分元が取れるわけだ。

 ただ、メディアはいつまでも報道しない。個人情報漏洩事件のときを思い出してほしい。メディアはこぞって個人情報を漏洩した企業を取り上げ、新聞も一面を飾っていたが、いつの間にか扱いは小さくなっている。いま個人情報を漏洩させても、さほどメディアは騒がない。しかも、個人情報漏洩は“負”の話題。メディアは基本的に負の話題で追及するのが好きな人間の集まりだが、それでもすでに沈静化しているのだ。

 Second Lifeのパブリシティ効果は年内持つか怪しいというコメントを、とある参入支援企業の社長からもらった。そうなると、Second Lifeに参入する企業、もっと具体的にいえば、参入を推進した担当者は、パブリシティ効果以外の明確な参入効果を上司に説明する必要が出てくる。

 現在の、Second Lifeはその効果を説明するだけのモノサシを用意できていない。延べ何人が来たかということは分かるが、人気の島でも1日数百人だ。Webサイトへ訪れるユニークユーザーと比べると非常に分が悪い。つまり、Second Lifeはその仮想空間におけるユーザーの体験がどれだけ効果があるものなのか、明確に指し示す指標が必要になる。

 米国では既に逆風が吹き始めたSecond Life。いまの狂宴が終わったあと、Second Lifeに企業は残っているだろうか。
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# by harabb | 2007-08-12 17:30 | 記事こぼれ話

形あるもの壊れるでいいじゃないかという話

 いま、「パソコンや周辺機器がなぜ壊れるか?」というテーマで取材に回っている。個人的にはパソコンや周辺機器の仕組みなんぞに興味がまったくなく、壊れたら叩けば?くらいにしか思っていないので、全くやる気なし。提案した内容以外の記事が割り振られたときのモチベーションの低さはどうしようもない。

 ただ、取材に回ると、それはそれで面白い話題が出てくるわけで。いくつかそれをご紹介。

 まず、ふわふわのお布団。私はよくパソコンを布団にほーれって投げる。理由?柔らかいから大丈夫だろうという判断で。けど、実はこれがハードディスクによくないそうだ。ハードディスクは突発的な衝撃にはある程度強くしているらしいが、長周波の衝撃には意外に弱いとのこと。つまり、地震のときに、突然の揺れに対してよりも、むしろゆっくりとした長周波の揺れのほうがビルは倒れやすいのと同じことだそう。

 オークションで競り落として愛用しているThinkPad s30がおかしくなってきたのはこれのせいかも。

 このほか、ゴキブリくんのお話。パソコンでもプリンターでも年に数回、サポートセンターに返却されてくる機器のなかでゴキブリくんが亡くなっているそう。ゴキブリくんが紛れ込むと、電気を通しやすいゴキブリくんの身体を通って過電流状態になり、機器がショートして壊れてしまうという流れ。「ゴキブリが黒こげになっててびっくりしますよ」って話を伺い、いやゴキブリは最初から黒いだろと思いましたが、静かにしていました。

 このほか、90cmの高さから落とした試験をクリア!などと書いてありますが、あれはサポート対象外なのでご注意。まぁ、こういう強度を前面に押し出す企業と、ひっそり隠す企業があります。何にせよサポートの問題で、クリア!だなんて言っちゃうとどうしてもやりたくなる人が出てくるみたい。

 確かに高校生の頃、絶対に壊れないとうたってたG-SHOCKが流行っていて、屋上から思いっきり投げ落として遊んでいた記憶があります。友達のが一つだけ壊れましたけどね。

 いずれにせよ、この特集、ちゃんと書けるのか心配。。。

TSH
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# by harabb | 2006-10-21 02:40 | 記事こぼれ話

ユニークユーザー数に応じて現金がもらえるブログ登場

 今日はアレカオというサイトの発表会に行って来ました。飲み友達(?)が広報やっているので・・・。いや元々広報として知り合って飲み友達になったというべきか(その人のブログ)。よくリリースを送ってくるのですが、面白くないものは当然無視。けど、今日の発表は面白かったので記事にしました。

 内容はブログのユニークユーザー数に応じて現金を還元するというポイント付与プログラム。つまり、アレカオというサイトでブログを開設し、1日に100人が見に来ると100円支払われるわけです。もちろん5000ポイント以上じゃないと現金化できないとか、月に5万円が上限とか、そういう制限はあるのですが。おそらくリリースでうたっているとおり、日本初の試みではないでしょうか。日本全国調べたわけじゃないので、記事ではそう書きませんでしたが。

 といっても、このブログサービス、男はあまり用無しのようです。ターゲットがF1層(20~35歳の女性)で、化粧品や美容、ダイエットなどをテーマにしているからです。男でも参加できるような商品だったらいいのに・・・。

 このサイト、モノは売っていません。このサイトに加盟しているECサイトに誘導することが目的のサイトです。サイト全体が広告メディアになっているといったほうが正確かもしれません。商品カタログにある商品について、「この商品は実に良いよ!」「使ってみたけど、肌に合わなかった」などなど口コミ情報を集めるわけですね。企業にとってはおいしい情報に違いないでしょう。

 ただ、このサイト、問題はあります。発表会でも質問が出ていましたが、まず商品を実際に使わなくても書けちゃうということ。使ってないのに「いいですよーお薦めですよー」なんてことを書いてポイントを稼げちゃうわけです。あんまりこういうユーザーが多いと、サイト全体の質がかなり低下し、広告メディアとしては価値を失います。

 もう1点は、ユニークユーザーは偽装できてしまうこと。この点については、社長さんが「異常値を発見したらポイントは付与しない」と言っていました。実際にポイントが付与されるのは1週間語だそうで、その間に異常値を発見するそうです。

 この発表会、知花くららってモデルが来ました。アレカオでブログを書いているそうです。恥ずかしながら知りませんでした。ミスユニバースジャパンで世界第2位になって注目を集めている人だとか。なんでこんなところにテレビ局が!と思ったけど、そういうことかと納得。記者会見の後に、「それでは知花くららさんの囲み取材(よく芸能ニュースなどで芸能人を囲んでマイクつきつけてるやつ)どうぞー!!!」と司会者。芸能系の記者がわらわらと集まっていきましたが、興味もなく、記事にできるわけもなく、そそくさと帰ってきました。

TSH
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# by harabb | 2006-09-07 03:20 | 記事こぼれ話

newsingが明らかにした「ニュースの定義」

 「newsing(ニューシング)」というサイトをご存じだろうか。ニュースサイトやブログの記事をユーザーが持ち寄り、投票したりコメントしたりすることで、議論の活発度をポイント化。そのポイントの高い記事ほど上位に表示するというソーシャル・ニュースサイトだ。

 開始したのはマイネット・ジャパン。元NTTレゾナントでgooの統括をやっていた上原仁氏が7月1日に立ち上げた企業だ。このソーシャル・ニュースサイトに私は非常に興味を持った。というのも、iza!を立ち上げた産経デジタルの阿部雅美社長が言ったコメントを思い出したからだ。

 「新聞記者を三十数年やってきてね、どうもね、インターネットはよく分からない。自分ではこの記事が必ずアクセス数1位だろう!と思うでしょ。けどね、結果見たらさんざん。なんでこんな記事がと思うようなものが1位なんですよ。不思議ですよねぇ」

 つまり、どういうことか。ニュースの価値はこれまで、新聞、テレビ、雑誌などが決めてきた。もっと言えば、そういう媒体内の編集長であったりキャップと呼ばれる人が決めてきた。過去にasahi.comの取材時に担当者と雑談をしていたとき、こういう話をした。「Cookieを見て、アクセス時に毎回トップニュースを変える仕組みにしたら、更新感が出ていいんじゃないでしょうか」。これに対し、担当者はこう答えた。「いや、ニュースサイトといってもやっぱり新聞と同じでトップニュースを決める編集権は手放せないですね」。この考え方はyomiuri onlineも、NIKKEI NETも同じだった。

 記者をしていて思うことがある。よく、デスクとぶつかる。これはニュースか否かという部分だ。オーマイニュースの掲載ニュースにも皆失笑している。私も笑ってしまう。けど、韓国ではそれもニュースだという。もしかしたら、1人でも知りたい人がいればそれはニュースなのかも、と。newsingを見ていても思う。

 いわゆる普通の(古い)感覚ではニュースではないものがnewsingでは上位にくることがある。笑えるものだったり、くだらないものだったりするのだが、それでも人の興味がそれに集中しているから上位に表示されるわけで。その際、どれだけ世の中的に意義のある記事があったとしても、それらを凌駕しているわけで(あのサイト内においてはだが・・・)。

 ニュースの再定義を行う時期を迎えているのだろうか。

TSH
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# by harabb | 2006-08-30 01:56 | 記事こぼれ話

市民記者が作るオーマイニュースは成功するか

a0001907_1638364.jpg 本日10時に「オーマイニュース(日本版)」がついに開始された。このオーマイニュースはプロの記者ではなく、市民に記者を書かせる、いわゆる「市民メディア」。韓国ではノ・ムヒョン大統領当選に貢献したと言われ、最初の独占インタビュー権も与えられたことで、一躍有名になったサイトだ。

 編集長に鳥越俊太郎氏が就き、注目を集めたことで、運営元のオーマイニュース・インターナショナルも非常に快調な滑り出しを期待していたようだが、そうはいかなかった。というのも、あるインタビューで鳥越氏が2ちゃんねるをゴミ溜め扱いしたため。過剰反応したネットユーザーが同サイトの準備ブログを炎上させた。

 今回、日本のオーマイニュース・インターナショナルにも取材に行ったし、韓国の本場オーマイニュースにも取材に行った。向こうの市民記者やほかの媒体の記者にもいろいろと話を聞いた。

 結論として、日本と韓国の差は大きい。メディア事情、市民の興味などさまざまなところで違いを感じた。例えば、韓国では軍事政権後、民主的に選ばれたのはノ・ムヒョン大統領でおそらく3代目くらい。言論を封じられていた期間が長く、市民は“発言する”ということに対して渇望している。そして、彼らの興味は何をおいてもまず「政治」。政治こそがニュースに最初に求めるものであり、メディアもまずは「政治」に力を入れる。新聞など既存メディアに対する不信感も強かったようだ。韓国では政府、企業、メディアの癒着が激しく、報じるべき事を大手メディアが報じずにきていた。そこに、市民が情報発信するオーマイニュースが登場して、書きたいことを書き始めたものだから、支持を集めるのはごく自然のこと。

 しかし、本国のオーマイニュースも壁にぶつかっている。今年の4月に組織を変更し、同サイトで記事を書いていた専門記者40人を10人に減らした。残り30人を市民記者をバックアップする体制に変えたのだという。つまり、オーマイニュースのトップ記事を書くのが、いつの間にか市民記者ではなく、通常のニュースサイトなどと同様、プロの記者になっていたのだ。表向きは4万2000人の市民記者が作るニュースサイトと銘打ち、実は最も色が表れる政治ニュースはプロの記者が書く。市民の“力”をうまく使った、実にうまいモデルだなとある意味、感心したものの、そうもいかなくなってきたようだ。韓国の人たちは、「ノ・ムヒョン政権の終わりはオーマイニュースの終わり」とも言う。政治色が色濃くでてきた同サイトから人が離れ始めている。

 日本におけるオーマイニュースが成功するのは冷静に見ても難しいと思う。日本ではそれほど既存メディアに対する不満は溜まっていないし、個人が発言すること自体に渇望していない。ただし、メディアは何の疑問も持たずに信頼すべき存在ではないということに、気付かせる存在になってほしいと思う。記者クラブをはじめとする既存メディアが当然のように持っている既得権益は、外圧なしには壊せないと思うからだ。韓国で、オーマイニュースが記者クラブの壁を破ったように、日本でも同じような現象を起こしてほしい。そう願っている。

TSH
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# by harabb | 2006-08-28 16:38 | 記事こぼれ話

電通が生き残る訳

 オンデマンドTV、ハイビジョンと5.1chのVODサービス開始という記事について。

 自宅でオンデマンドTVを利用している。VOD配信が見放題で、プロバイダーの制限がないというのが特徴の映像配信サービスだ。

 VOD配信を自宅で見るには2つの方法がある。1つはセットトップボックスを使ってテレビで視聴するタイプ。オンデマンドTVもこの部類に入る。もう1つは、パソコンで視聴するタイプだ。Gyaoはこの部類だ。

 昨年までは、セットトップボックスを使った映像配信が1つのブームだった。コンテンツプロバイダーがハードディスクを搭載したパソコンに対して、著作権保護などの理由から距離を置いてきたためだ。TBS、テレビ朝日、フジテレビが共同で実験を行っていた「トレソーラ」も著作権保護の仕組み作りに相当苦労していた。わざわざシステム作りのためにNTTデータに発注していたくらいだから。

 しかし、流れはGyaoが変えた。正確に言えば、勢いのあるGyaoに対して危機感を持ったソフトバンクが舵を大きく切ったのがきっかけだと思う。TV Bankという名称で4月1日に商用化を始めるソフトバンク。これまでセットトップボックスを使った「BBTV」というサービスを提供してきたが、これに関しては今後もう積極的に営業はしないという。

 結局、この流れの変化が教えてくれたのは、日本人はコンテンツに対してお金を払うという慣習が根付かないということではないだろうか。結局、広告に頼る無料放送という、古いビジネスモデルを捨てきれずにいる。

 そういえば昨日NHKでも無料ビジネスの旺盛ぶりを伝えていた。フリーペーパーを始め、Gyaoも登場していたが、無料塾なんてのもあるらしい。

 いつの世の中にも、電通は生き残るというわけか。
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# by harabb | 2006-03-03 00:04 | 記事こぼれ話

Wi-Fiが無線LANの簡単設定を標準化へ

 自分のところのサイトで恐縮だが、Wi-Fiが無線LANの簡単設定を標準化へ,Windows Vistaも対応かという記事が載った。

 無線LANの簡単設定は、ご存じの通り、バッファローのAOSSが先陣を切り、NEC、アイ・オー・データ機器、コレガと後に続いた。ちょうどAOSSが普及し始めてきた際、Wi-Fiアライアンスのフランク・ハンズリック氏は弊誌の取材に対し「日本で販売されている無線LAN製品のなかには、ボタンを押すだけでセキュリティの設定などができるものがあり、大変関心を持っている。設定の難しさが無線LANの敷居を高くしているのも事実だからだ。そこで、つい数カ月前に、当アライアンスのメンバーが何人か集まって、セットアップに関する認定について検討を開始したところだ」と語っている。つまりは、それがようやく実を結びつつあるというところだろう。

 AOSSは確かによくできた仕組みだなと出始めたときに思った。なんてったって、WEPキーなんぞ初心者にとって難解すぎる。ボタン1つでそれをできるようにしたバッファローはスバラシイ。AOSSのおかげでサポートへの初期設定に関する問い合わせも減ったそうだ。

 とはいえ、懸念材料がないわけでもない。簡単にするってことは何も知らないで終わるということ。ボタンを押すことでいったいルーターが何をやっているのか。これを理解していないと、うまく動いているときはいいが、トラブル時には全くもって対処できない。「いや、ボタン押しただけなんすけど・・・もう一回押せばいいの?」ってことになる。

 不便なことが便利になる技術革新ってすばらしいことだと思うが、半面、知識不足でトラブル時に弱くなるってことも考えた方がよさそうだ。トラブルのない製品を作れば問題ないが、そんなの絶対に不可能だし。
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# by harabb | 2006-03-01 22:30 | 記事こぼれ話

どーするアイフルの犬は2代目

 アイフルのCMでおなじみのクーちゃんが実は他界していたと知ってショックを受けた。いま登場している犬は2代目だそうである。ちゃんと見てみようと思ってじっと見つめてみたのだが、違いが分からない。当然か・・・。

 これを教えてくれた某雑誌の某記者はいま、一生懸命動物のCM出演料を調べていた。それによると今のところ一番安い動物(?いや昆虫か)はゴキブリで5000円、一番高い動物はキリンで約1000万円。運送代とかが極めて高くつくそうな。ちなみにクーちゃんは3万円前後ということです。

TSH
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# by harabb | 2005-06-24 14:21 | 生活こぼれ話

ウィルコム定額制のインパクト

 PHS事業者のウィルコムが絶好調だ。4月の純増数は約6万人。音声定額制を発表した影響と見られるが、実際の開始は5月1日。この勢い、しばらく続きそうな気配だ。

 というのも、店頭で端末売り切れが続出している。都内のビッグカメラ、ヨドバシカメラなどの量販店では既に入荷待ち状態。店員に話を聞くと「入荷しても、多数のおばさんグループが来店し、まとめ買いしていく」とのこと。ウィルコムはうれしい悲鳴をあげていることだろう。

 かくいう私も宮崎に住む姉の指令で、3台購入。姉、親、私の3人で既に利用している。確実に電話がかかってくる機会が増えた。そもそも、親の年代は、通話よりもメールの方が安いからといって、そうそうメールが使いこなせるわけではない。ボタン一つで料金も気にせずにかけられるウィルコムはもってこいのツールとなっているようだ。

 そこで定額制についてちょっと考えてみた。定額制のインパクトというのははかりしれない。インターネット接続の定額制「フレッツ・ISDN」、プロバイダーの接続料金定額制、その後のアクセスライン、ADSLやFTTHサービスなどはほぼすべてが定額制。インターネット接続はいち早く定額制時代を迎えた結果、爆発的に普及し今に至っている。

 定額制の流れはその後も続いた。まず、固定電話である。ソフトバンクBBが先陣を切って普及させたIP電話。加入者同士であれば通話料無料という一種の音声通話定額制で、加入者は現在450万人にのぼっている。携帯電話のパケット通信にも定額制の流れが押し寄せた。auが先陣を切り、ドコモ、ボーダーフォンも後に続いている。

 結局、定額制を実現できていないのは残すところ携帯電話の通話くらいしかない。ウィルコムは通話料無料をうたい文句にしているが、つまるところ携帯端末での音声通話の定額制を実現している。このインパクトは特に大きい。ウィルコムの八剱社長はサービス発表の席で、「価格は2台目を意識して設定した。既に普及している携帯電話からの乗り換えは実際のところ難しいだろうから」と発言したが、私の予測では意外に携帯電話から完全に乗り換えてしまうユーザーも多いのではと思っている。携帯電話各社はファミリー割引、長期利用割引などをこれまでも展開してきたが、完全に囲い込めているとは思えない。事実、各社メール料金を無料にするなどさらなる拡充に動いている。

 ここ数カ月の携帯電話各社の加入者推移は要注目だ。TCAのページで確認できる。

TSH
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# by harabb | 2005-05-23 00:49 | 記事こぼれ話

ジャスト対松下、知財高裁の大合議部案件へ

 ジャストシステムと松下電器産業のアイコン裁判が、知的財産高等裁判所における初めての大合議部による審議となった。

 ジャストは2月8日に東京高裁に控訴、その後4月1日に設置された知財高裁による審議と変更。そして4月25日には第一回口頭弁論を行っていたが、社会的注目が高いこと、同類のソフトウエアのユーザーインタフェース(UI)特許訴訟が今後たくさん持ち込まれることが予想されることから、通常3人の合議体で行うものを5人の特別部(通称、大合議部と呼ばれる)による審議へと変更になったわけだ。裁判長は知財高裁所長で、第一部の部長でもある篠原勝美氏が務めるなど、裁判所側も気合いが入っている様子がうかがえる。

 ここで民間企業に勤める私として疑問に感じたことがある。通常、大合議部に審議が移る場合の理由の一つとして、知財高裁側が「早期に判断を統一する必要性がある」というものがある。普通、民間企業で判断のスピードを上げる場合は、役員の数を減らすというのが常である。にもかかわらず、3人から5人に人数を増やすというのは・・・。理由はよく分からないが、どうやらそういうもののようである。

 ただし、初の大合議部となるとおそらく第一審のような「アイコンか否か」ということが判決理由になることはないように思う。果たして、それが特許として有効か否か。特許取得時の時代背景と今にずれがないか。

 いずれにしても今後も追っかける。

TSH
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# by harabb | 2005-05-13 19:07 | 記事こぼれ話

自民、今国会で個人情報保護法改正目指す

 自民党は今国会に個人情報保護法の改正案を提出する。これをとりまとめたのは、e-Japan重点計画特命委員会の情報漏洩罪検討プロジェクトチーム。27人くらいの国会議員で構成されているとのこと。改正案は以下の通り。

 現在の個人情報保護法では、情報漏洩が認められても、その後の行政命令に違反しないと罰則規定は適用できないことになっている。改正案では、不正な目的で漏洩させた従業員に対し、罰金や懲役を科すことができるというもの。現行法に条項を追加する形で実現を目指す。

 という内容を聞くために自民党本部に電話をしたが、あの窓口の対応はひどい。金曜日にも電話をしたのだが、「あー、は?どこ?もう担当、帰っちゃってるんで、月曜日に電話してよ」とひどい言葉遣い。政権を担っている党とは思えない対応だ。実際に、つないでもらった先の担当者の方は全く違う。仕事で忙しそうなのに、非常に丁寧にいろいろ教えていただける。もったいない。会社でも官公庁でも党でも。最初の窓口の対応はやっぱり大事だなぁと思った。

TSH
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# by harabb | 2005-04-25 17:00 | 記事こぼれ話

ジャストvs松下裁判、第一回公判終了

 本日、13:10、知的財産高等裁判所にて、ジャストvs松下の第二幕が切って落とされた。といっても、第一回公判なので、お互いの資料準備の確認と次回の日程調整のみ。裁判長が反論の準備等を双方に確認した。
  「いつぐらいまで書面を用意できますか?」との問いに、松下側の弁護団は「6月20日で・・・・」。裁判長「えへへへ」。おそらくそんなにかかるのー的な笑い。その後、裁判長、再度確認する。「今の話は6月20日までに書面を出すということでよろしいですか」。松下弁護団「はい。」
 一方、ジャスト側は書類がそろえるのは1カ月でいいとのこと。以上をもって、次回の裁判日程が決まり、公判終了。この間、約5分。早い・・・。
 公判後、記者がジャスト側の弁護団に集まるが、質問のすべてに「会社側に問い合わせてくれ」の一点張り。エレベーター内で司法記者クラブの人と思われる人たちが記事にならんと嘆いていた。
 その後、裁判所内の警備兼案内人と思われるおじさんと立ち話。ずらりと並んだ法廷案内掲示板を指を差しながら、「昔は民事法廷ってのはこんなになかったんだ。今はこんなに増えちゃってねぇ。逆に、刑事法廷ってのはもっとあったんだよ。一応、刑事事件ってのは日本じゃ減ってるらしいからね。その分、凶悪犯罪化しちゃってるけど」と、いろいろ教えてくれた。そして「暇なときはいろいろ聞いてよ。忙しいときは相手にされないこともあると思うけど」と最後まで親切だった。

TSH
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# by harabb | 2005-04-25 16:48 | 記事こぼれ話

ジャストvs松下、裁判再開される

 明日、ジャストvs松下の裁判が再開される。ご存じ、「アイコン裁判」とも呼ばれる特許侵害を問う裁判だ。ジャストが発売している「一太郎」「花子」シリーズのヘルプモードが松下電器産業が持つ特許に侵害していると判決が下ったのは2月1日。この機能を発動するボタンが、松下の特許内で明文化されているアイコンか否かを中心に争った第一審。軍配は松下に上がったが、これに不服としたジャスト側は控訴していた。

 この裁判、4月1日から東京高裁に設置された知的財産高等裁判所(知財高裁)にて行われる。知財高裁が設立した背景には国の方針が深く関与している。

 2002年3月に知的財産戦略会議が発足し、7月には「知的財産戦略大綱」が決定。そのなかで、知的財産立国を目指す日本として、「特許裁判所」機能の創出などの課題が提示された。その後、2003年3月には知的財産政策の基本方針を定めた知的財産基本法が施行され、内閣に知的財産戦略本部を設置。同本部が同年7月に決定した知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画においては、紛争処理機能の強化および内外に対する知的財産権重視という国家政策を明確にする観点から、知的財産高等裁判所の創設の必要性を課題として掲げられた。その後、検討が重ねられ、2004年6月、知的財産高等裁判所設置法が制定されたわけである。
 
 知財高裁は第一審、控訴審としての役割をもっている。①特許庁が審決した特許権、実用新案権、意匠権、商標権について取り消しを求める裁判の場合、知財高裁が第一審となり、最高裁判所が上告審となる。
 一方、②特許権事件、実用新案権事件、半導体集積回路の回路配置利用権事件、プログラムの著作物の権利に関する事件など技術型と呼ばれる知財裁判は東京・大阪地方裁判所が第一審、知財高裁が控訴審となり、最高裁判所が上告審となる。
 ③意匠権事件、商標権事件など非技術型と呼ばれる知財裁判については東京・大阪地方裁判所または全国の各地方裁判所が第一審。東京高裁管轄内の各地方裁判所の事件であれば知財高裁が控訴審、管轄外の場合は第一審の所在地を管轄する各高等裁判所が控訴審となる。いずれの場合も当然だが、最高裁判所が上告審となる。

 今回のジャストvs松下の裁判は、②に当たる。長らく使っていなかったブログだが、せっかくなので裁判の経緯報告を継続的にここで行っていこうと思う。

TSH
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# by harabb | 2005-04-25 02:04 | 記事こぼれ話

タイ国王陛下の孫が死亡

 昨夜、バンコクにてビールを飲んでいたら、お店の人が「例の津波のせいでベイビーキングが亡くなったから30日か31日は黒い服を着てお店も閉めるんだ」と言っていた。

 ベイビーキング?それって日本の皇太子にあたるのかな。とびっくりして、さっそくバンコク週報にアクセスしてみた。それによると、

■国王陛下の孫も死亡
 27日午前10時ごろ、ウボンラタナ王女殿下の子息、プム・ジェンセンさん(21)がパンガ県タクアパ郡カオラックの沖約100メートルで遺体で発見された。遺体はプーケット・ワチャラ病院からバンコクに運ばれ、通夜が執り行われた。

 プムさんは国王の長女であるウボンラット王女と米国人の夫との間に長男として誕生。今回は母親である王女らと一緒に休暇で島を訪れており、プムさんがジェットスキーに乗っていたところを津波に直撃され、行方が分からなくなっていた。王女は無事。(=バンコク週報より)

とのこと。国王陛下の孫がお亡くなりになられたとのことだ。

テレビを見ていて日に日に増えていく死者の数。
バンコクのこのノンビリした雰囲気からは恐らく想像もできない惨状なのだろう。

TSH
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# by harabb | 2004-12-29 17:31 | 生活こぼれ話

スマトラ沖地震 in Bangkok

ここ数日、チャン島という島に行ってたのだが、スマトラ沖の地震はそれは凄いものだったみたいだ。連日、安否確認で携帯がなりっぱなし。

チャン島はカンボジアとタイの国境近くにある島でバンコクの南東部に位置する。今回被害にあったプーケットは相当南。ゆれも感じなかった。

チャン島に来る際、Bagkok Airwaysという国内線でトラットというところまで飛んだのだが、空港にはプーケットに向かう人たちでにぎわっていた。24時間後にあんな大災害がおきるとはもちろんつゆ知らず。

こっちのテレビを見ていると、津波を「Tsunami」と報道している。津波は日本発の言葉なのだろうか。このあたり、全然詳しくないので帰ったら調べてみたいと思った。

バンコク内は特に混乱もなく、そういえばチャン島から帰ってきた26日の国内線の空港もそんなに混乱している風ではなかった。

20人の邦人の方が亡くなられたとのこと。心よりお悔やみ申し上げます。

TSH
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# by harabb | 2004-12-27 23:37 | 生活こぼれ話

タイでも高田馬場

今年は早めに休暇をもらい、南国タイに来た。
考えてみたらこれで5度目だ。さすがに、来る前にもうそろそろ飽きたかなと思ったのだが、空港に降り立った瞬間、独特の香りとその暑さに考えを改めた。やっぱりいい。

毎度の事だが宿を取っていなかったので、空港のカウンターで宿泊先を確保する。以前泊って良かったホテルを次々と要求したのだが、すべて空きがない。マンハッタンというホテルがお薦めというので、そこにした。1200バーツなのでいわゆる中級ホテルだ。

メータータクシーでホテルまで400バーツくらい。ホテルは清潔で、部屋も申し分なかった。ホットシャワーはもちろん出るし、テレビではNHKも映る。ホテルに着いて一服。テレビをつけたら「東西線の薬品事件、9月にも同様の事件が」というニュースが飛び込んで来る。9月には高田馬場で起こったらしく、駅の映像が出ていた。

高田馬場→日暮里→成田空港→バンコク→ホテルときて、テレビをつけたら高田馬場が映っているなんて、なんともはや。偶然もいいところだ。

タイ料理が食べたくて飛行機のなかでも我慢していたため、お腹がかなり空いている。さっそくホテルを出て、通りの屋台を眺めて歩く。実にさまざまな屋台が並んでいた。麺を注文し、ちょっとお腹を落ち着けさせたら、ビールが飲みたくなった。

横になって飲みたくなったので、ビールを買ってホテルに戻る。繰り返し流れるNHKのニュースに飽きてチャンネルを回したりしてたら、いつのまにか寝てしまい、朝になっていた。。。

TSH
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# by harabb | 2004-12-23 18:17 | 生活こぼれ話

喫煙者に人権なし

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 先日、高田馬場駅の前で「歩きタバコ撲滅キャンペーン」をやっていた。私は喫煙者だが、外で吸うことはあっても歩きたばこはまずしない。危ないということもあるが、やっぱりタバコは珈琲を片手に味わって吸うのが一番。この暑いなか、本当にご苦労様と眺めていた。最近はJTも特にマナー広告に注力しているようだ。
 私の大好きな作家に三浦綾子という人がいる。この人のエッセーのなかに「どうして車の運転免許はあるのにお酒を飲む免許はないのでしょうか」という一文を昔読んだのを思い出した。お酒に酔った旦那に毎日暴力をふるわれて悩んでいるという読者の投稿を受けての三浦氏の言葉であった。お酒も車もルールを守らなければ、人を殺す凶器になりうる。にもかかわらず、車には免許があって、お酒にはない。この事実を、淡々とではあるが鋭く指摘した言葉であった。
 タバコでも同じことが言えるのかもしれない。“タバコは身体に悪い”という教育を受ける機会はあっても、“タバコの正しい吸い方”を学ぶ機会はない。いっそのこと免許制にして、マナー教育を受けた後、始めてタバコを買えるようにしては・・・。そうでもしなければ、非喫煙者だけでなく、喫煙者にとっても辛い社会が待ち受けているように思えるのだ。
 最近、取材で全国の市役所を回っている。入り口にはなだらかなスロープがあり、至る所に手すりを設置。車いすの方専用のトイレもきちんと用意されている。いわゆるバリアフリーに対する取り組みだ。自治体が開設するWebサイトも“アクセシビリティ”(バリアフリーと同義)を意識するものが増えてきた。今年の6月にJIS化されたことも一因だろう。
 にもかかわらず、喫煙所はさんさんたるものだ。市役所によっては、独房を思わせるようなひどいところもある。3畳くらいしかなく、もちろん車いすの方が入れる幅もない。そのくせ、役所には「たばこの購入は地元で!」なんて垂れ幕を恥ずかし気もなく飾っている。270円のたばこにおける地方たばこ税は78.92円(都道府県たばこ税:19.32円、市区町村たばこ税は59.54円)と、貴重な財源だからだ。
 嫌煙化ではない、正しい形での分煙化を進めてもらいたいものだ。喫煙者にだって人権はある(はず・・・・)。

TSH
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# by harabb | 2004-08-08 05:15 | 生活こぼれ話

“ジョゼと虎と魚たち”について

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 友達が「大学生活を思い出して涙が出てきた」という映画を見に行った。“ジョゼと虎と魚たち”という映画で、田辺聖子の原作。もう渋谷でのロードショーも終わるというので、何もない土曜日の午前中、ぶらりでかけていった。渋谷は久々だが、相変わらず人がたくさん群れていた。

 ストーリーは、簡単に言えば足に障害を持つ女の子「ジョゼ」と、どこにでもいそうな大学生「恒夫」が恋に落ちるまで、そして恋が終わるまでを描いたもの。単純で、どこにでもあるストーリーで、だけど不覚。泣いてしまった。

 この映画は眠っていた過去を呼び戻してくれるだろう。特に男性にとって。映画が終わってロビーで一服していたら、カップルが感想を言い合っていた。

男「どうだった?」
女「男の子ってやっぱり欲望のままに生きるんだねぇ」
男「・・・・。おまえ分かってねーよ・・・」

 そう。分からないかもしれない。多くの女性は。

 恒夫は障害者「ジョゼ」を魅力的に感じ、近づき、そして離れていく。別れの言葉を言い、歩いて大通りにでた恒夫は号泣する。歩きながら、自分の無力さ、自分のなかにある偽善、そして、二度と会うことはない「ジョゼ」を考えながら。

 自分を振り返れば恒夫の気持ちがよく分かる。一言で言えば“存在価値”。自分の存在価値が分からなくなる。自分は何がしたいのか、誰のために自分がいるのか。そして、一番自分を必要としてくれ、そして一番自分が存在価値を感じられる相手に惹かれていく。それが偽善だと分かっていたとしても。

 そして、ジョゼはすべて分かっていた。この恋に終わりがあることも含めて。旅行にでかける準備を進めるジョゼが幼なじみから車を借りるシーンがある。幼なじみが、「実家に行くってことは結婚じゃねーか」というと、「分かっていない」と一刀両断。この恋に終わりがあることを知っていた。

 結局、実家に連れて帰る途中で恒夫の心は変わり、二人は海に向かう・・・。

 この映画を勧めてくれた友達は「学生時代をもう一度やり直したくなった」と言った。自分は戻りたくない。たぶんやることは同じで、同じ事に悩んで、同じ結果を迎えるから。

 これから原作を買いに行ってこようと思う。

TSH
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# by harabb | 2004-04-03 20:22 | 生活こぼれ話

大人の味って何だろ

a0001907_14258.jpg 今日は学生時代によく行っていた「モーモーパラダイス」に行ってきた。学生時代は高田馬場にはなかったが、いつの間にかできていた。しゃぶしゃぶが1500円食べ放題という格安店で、野菜もお代わりができる。

 「野菜のお代わりはいかがですか?」とワゴンを押した女性が声をかけてきた。ラベルが貼ってあって、「もやし」「白菜」「えのき」「春菊」などと並んでいる。

 春菊を頼んで、ふと思った。昔、お袋に「春菊が食べられるようになったら大人ね」と言われた記憶が鮮明に残っている。確かに、春菊は子供の頃、「この何ともいえない味のする野菜は人間の食い物か」とおいしそうに食べるお袋を見て不思議に思っていたが、いつの日からか食べられるようになり好きになった。父親にも似たようなことを言われた記憶がある。「さざえのキモは苦いぞ。大人の味だよ。おまえはまだ無理だ」・・・。今じゃ日本酒とサザエのキモがあれば幸せだ。

 大人の味・・・。いったい子供と大人でどれほど味覚が変わるものなんだろう。「○○が食べられるようになったら大人」と言われるものが世の中には確かにある。私が言われた“大人の味”は、ほかに「珈琲のブラック」「鮎の内臓」「ミョウガ」「わさび」「ビール」、こんなところ。

 と並べてみて、私なりの答え。“大人の味”ってのは、大人でも好き嫌いが分かれるものなのかも。違うのかな・・・。

TSH
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# by harabb | 2004-04-03 01:44 | 生活こぼれ話

京都府警の事件ファイル

 Winny摘発で有名な京都府警の巡査が、Winnyによって事件ファイルを漏洩した事件が起きた。そのファイルを手に入れたが、何ともはや。一部、見られない形式のファイルがあったものの、警察内部のテンプレート、画像ファイルなどがすべてさらされている。

 こうしたネット犯罪において、警視庁、京都府警、福岡県警は検挙件数を競い合っている。おそらく、警視庁は今回の京都府警が起こした事件を見て、ニヤニヤしていることだろう。警察自体、自らの組織に対しては堅く口を閉ざしても、他県の、しかもライバル視しているところのミスに関しては、口が軽い。

 それにしてもウイルスは恐ろしい。一夜にして、仕事上の書類はもちろん、プライベートまで広く明かされる。これがただの一企業であれば、ファイルもたいした価値を持たず、誰にも相手にされない。要は警察で、しかもWinnyを取り締まる立場だったからここまで騒がれているわけだ。

 しかし、京都府警はいまだWinnyに関しては濁したまま。「調査中」で片づけている。当然、サイトにもお詫びの文言はない。個人情報を流出させているにもかかわらずだ。企業であればあり得ない行為。あれだけ、お詫び、対策を次々と公開してもソフトバンクBBなどはなお責められている。記者クラブの存在があるからとか、そういう問題でもないはず。一般住民に迷惑をかけたらお詫びをするのが当然。マスコミを通してだけでなく、サイトを通して、広くお詫びをするべきだと思うのは私だけか。

TSH
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# by harabb | 2004-04-02 12:42 | 記事こぼれ話

マスコミは総会屋のようなもの

 「新聞社が名簿業者から名簿を買ってるのでは?」

 度重なる情報流出事件を取材していて、ドキッとした言葉だった。思い当たる節がある。ジャパネットたかたは毎日新聞社が持ち込んだリストで発覚、アッカ・ネットワークスは朝日新聞社が持っている情報の一部(201件)の提供を受け、顧客データと一致したことから発表に至った。

 新聞社が名簿業者から名簿を購入→対象企業に裏を取りに行く→照合→スクープへ・・・・。もし、この一連の流れが本当だとしたら、やっていることは総会屋と変わらない。まぁ昔から言われていることではあるが。

 実際に個人情報が流れているのだから事実は事実だ。ただ、入手経路などは取材源の秘匿を盾に絶対に言わない。これじゃぁ記事にされた企業はたまったもんじゃない。いくら再発防止をつとめようと社内調査を進めても、流出経路さえつかめない有様。火だけ付けておいて消すのは協力しない。

 本日、各社の新聞一面を飾った「週刊文春出版禁止取り消し」。“表現の自由”が守られ新聞社、出版社は歓迎のコメントを出していたが、その表現の中身が田中真紀子の娘のプライベートではあまりに陳腐すぎやしないか。もちろん個人のプライベートの侵害と表現の自由は分けて考えなければならない問題だが、出版社に勤務する身として、胸を張れるかといわれると、無理。

 自分の職業についていろいろと考えさせられてしまう今日この頃。

TSH
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# by harabb | 2004-04-01 10:33 | 記事こぼれ話

テレビチャンネルジャック

 ドコモの携帯で使えるiアプリ。私が持っているSo505iには赤外線を使ってTVのリモコン操作ができる機能が搭載されている。

 にもかかわらず、この機能、最初に使ってみてから一度も使ったことはない。当たり前といえば当たり前。目の前にリモコンがあるのに、わざわざiアプリを起動して操作する意味がない。

 先日出張のときに、空港でケータイをいじって時間をつぶしていた際、悪魔が降りてきた。この機能、使い方によっては実はとても危険なのでは?

 みんなが見ている大画面のテレビ。メーカーさえ分かれば、簡単にチャンネルを変えられる。しかも傍目では携帯をいじっているようにしか見えない。空港だけじゃない。病院の待合室、定食屋などなどみんなでテレビを見ている場所ならどこでもジャックできる。

 しかも、大勢の人が始めたらそれこそ大変だ。「俺はゴルフが見たいんじゃ!」「ニュースでしょ」「お笑いにしてくれ」などなど、大家族で繰り広げられるチャンネル争いが
公共の場で、しかも沈黙の下行われるのだ。

 ちなみに私は根が小心者なので、結局何もできませんでした。

TSH
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# by harabb | 2004-03-31 16:47 | 記事こぼれ話

Googleは公共サービスか?

 検索サイトでもはや揺るぎない地位を確立したGoogle。このGoogleが特定のサイトを検索結果から排除する村八分ならぬ「グーグル八分」を行っていたことについて、インターネットマガジン5月号は詳しく解説をしている。

 ターゲットとなったのは「悪徳商法マニアックス」。試しにGoogleで検索してみるといい。トップページは検索結果に引っかからず、テストページと称するページが検索結果のトップにくる。このサイト、悪徳商法の手口について詳しく知ることができ、被害に遭ったかどうか不安な人にとっては心強い味方だ。ただ、ある会社がこのサイトを巡って裁判を起こし、Google側に削除要請をした結果、昨年末、Googleから姿を消す羽目になった。

 Googleは一企業が行っているサービスで、もちろん検索結果から特定のサイトを排除する行為は何ら問題はない。なのに、ここまで非難の声が挙がっている原因は、Googleの他を圧倒する検索能力とそれを愛してきたネットユーザーの関係悪化にある。

 Googleは現在、圧倒的シェアを持つ。ソフトウエア界におけるマイクロソフトであり、国内通信業界におけるNTTだ。それでもGoogleがこれまで非難されず愛されてきた
背景には、同社の「検索結果に手を加えない」といった姿勢に共感する人が多かったからだろう。多くの人にとって、Googleはネット上の玄関であり、知の倉庫となっており、当たり前に提供されてしかるべき公共サービスに近い位置づけになっている。グーグル八分は、GoogleとGoogleを愛する人による痴話げんかみたいなものかもしれない。

 「Googleから閉め出される」=「ネットから抹消された」となってしまう構図。Googleを採用せず検索エンジンを自社開発している検索サイトからすれば、心の底からうらやましい非難の声に聞こえるだろうな。

TSH
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# by harabb | 2004-03-30 21:37 | 記事こぼれ話

網をかけるか一本釣りか

 先日、ケイ・オプティコムの社長にインタビューをした。ケイ・オプティコムとは西日本エリアでFTTHサービス(光ファイバー接続サービス)を展開している関西電力の子会社で、プロバイダー料金、回線料金含めて6000円という画期的な料金を打ち出して加入者を拡大した通信事業者だ。このため、西日本では加入者獲得競争が激化。NTT西日本がNTT東日本よりも安い料金でFTTHサービスを開始せざるを得ない状況を作り出した会社でもある。

 この社長にお会いするのは2度目。社長というと、がははは系が多いのが通常だが、この方はなぜか最初の時から謙虚な方だった。自らの企業を「アリ」と呼び、NTTを「巨象」に例えて謙虚な姿勢を崩さない。ただ、ところどころで「アリにはアリなりの戦い方があると思うんです」と、目をキラリとさせる。

 今回、お話を伺って面白いなぁと思ったのが、FTTHサービスのエリア展開戦略についてだ。東京電力、NTT東日本、有線ブロードネットワークス、KDDIといった関東圏を中心にエリアを展開するFTTH事業者の営業先ターゲットは、もっぱらマンションやアパートなどの集合住宅だ。話は簡単で、一棟落とすと、一気に加入者を増やせるからだ。しかし、大家さんの説得、管理組合での決議が必要だったりと、敷居が高くなかなか苦労しているのが現状だ。

 これについて、社長は「関東圏の方の考え方なんでしょうなぁ。我々はどうも路線が違うんですわ」と、控えめに、しかしスパッと切ってくれた。社長がKDDI社長やほかの事業者から仕入れた情報によると、1棟にやっとのことで光ファイバーを入線できても、そのなかでの加入してくれる世帯数は全体の2割程度だという。しかも、マンションに入れた場合、通常の一戸建てと比べて料金を安めに設定している事業者が多い。どうやら採算ベースで利益が出るかどうかギリギリのラインだというのだ。

 「早う儲けなくちゃいけませんから」。ケイ・オプティコムのターゲットは原則引きたい人が即決してくれる一戸建て住宅だという。もちろん関東圏と関西圏で集合住宅の割合は異なるだろうが、それでも意外な営業戦略の違いに面白さを感じた。

 網をかけるか一本釣りか。どちらが最終的に大漁旗を掲げるのか、楽しみではある。

TSH
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# by harabb | 2004-03-30 04:44 | 記事こぼれ話

個人情報流出についての企業姿勢

 “個人情報流出”という同じ事件を起こしていながら、企業姿勢とはこうも異なるものなのだろうか。

 過去まで遡り、個人情報流出事件を起こしている企業に電話をしているのだが、最近流出事件を発表した東武鉄道(13万2000件流出)の対応は素晴らしいものだった。

 事件の経緯、反省点などを詳しく話してくれたうえ、「こうした事件を起こしたことに対し、社会全体にご迷惑をおかけして申し訳ない。今後、こうした事件がほかで起きた際でも積極的に協力することで責任を果たしたい」とのこと。退会者も含め、約15万人に対し、東武動物公園&東部ワールドスクウェアの入園券2枚(5000円相当)の送付を本日より開始したという。流出したのが鉄道沿線情報を配信するメーリングリスト登録者だったため、全体の85%は関東圏。「15%のお客様には大変申し訳ないのですが・・・」とのことだった。

 一方、最悪きわまりない対応だったのが2002年8月25日に1200件の情報流出事件を起こした名古屋に本社を構える金印わさび株式会社である。問い合わせをしたところ、第一声目が

「答える義務があるんですかね?」

 終了である。広報の立場というのは会社のアピール、および会社を守るためにある。この手の問い合わせに対し、非常にナーバスになるのは心の底から理解できる。しかし、第一声でこれはない。義務、それをどういう意味で言ったのかは分からないが、願わくば「あなたに対して答える義務はあるのか?」であってほしいと思う。でなければ、「社会に対して答える義務はあるのか?」と捉えるしかなくなってしまう。

 そのほかの会社、例えば裁判中のTBCですら、答えにくいなか答えられる範囲内で丁寧に対応していただいたし、一部に批判はあるもののソフトバンクBBは事件の経緯、現在の状況など計7枚にも及ぶ書面による回答をしていただいた。

 広報は企業にとっての顔である。広報の対応・姿勢はそのまま企業姿勢として捉えてよい。そこに、「その人自体に問題があるのでは?」などの言い訳は通用しない。

 以上、愚痴でした。

TSH
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# by harabb | 2004-03-29 16:42 | 記事こぼれ話

回転ドアの意味について

 六本木ヒルズの回転ドアを舞台に痛ましい事件が起きたのは周知の通り。森ビルの社長は亡くなった溝川涼君の葬儀に足を運んだが、焼香や献花を断られ「二度と回転ドアを使わない」とコメントしたという。

 現在、回転ドアのセキュリティについて議論がなされているが、そもそも自動ドアはすべて危ないもの。全国自動ドア協会では、“ぶつからない” ”はさまれない” “ころばない”ための6つのポイントを安全ガイドとして提示している。

①「ドアが開き始めるのを確かめましょう」
②「かけ込むのはやめましょう」
③「ドアの間に立ち止まらないようにしましょう」
④「ドアに斜から入るのはやめましょう」
⑤「小さなお子様は手をつないで通りましょう」
⑥「自動ドアの周りで遊ぶのはやめましょう」

 そして、その後に、「通行中の注意!」と題して、「ドアは重量があり、動くものですから、自動車が急ブレーキを掛けても急に止まらないように、閉まりかけている自動ドアも急には止まりません。ぶつかると強い衝撃を受けますので、無理な通り抜けはやめましょう。」と記している。

 自動ドアは、バリアフリーの点から見ると非常に意味のあることかもしれない。押して開けなくてはならない扉は、車椅子の人にとって困難きわまりないからである。ただ、回転ドアはその意味がどれほどあるのだろうか。

 1903年から回転ドアを作り続けているブーンイダム社のサイトを見ると、その意味について知ることができる。

 まず、外部からの騒音やホコリを遮断し、ドラフト現象を防ぐという。ドラフト現象とは高層ビルで吹き抜けがある場合に、ビル内で温度差によって上昇気流が発生し、ドアが開かなくなってしまうという現象。

 そして、室内温度の変動が最小限に抑えられることにより、空調設備の省エネルギー化に役立つという。

 なお、強盗などが入ったときにすばやく出られなくなる効果や金属探知機などのセンターを設置することができるなど、セキュリティ面での意味から米国では銀行などの金融機関が積極的に採用しているという。

 さて、六本木ヒルズを設立するにあたって、どれだけ森ビルが以上挙げた回転ドアのメリットを踏まえて採用したか。外観の良さから採用を考えてはいなかったか。回転ドアの安全装置については検証が進められているものの、それは安全に回転ドアを利用するための議論であり対策についての話である。本来、回転ドアを採用した背景についての議論はあまりされていないように思う。

 昨年末、私は出張で初めてラスベガスに行ったが、そのときコンベンションセンターで見かけた自動ドアは日本ではあまり見かけたことのないタイプのものだった。入り口より手前に、車椅子の人がちょうど押しやすい高さに調整されたボタンの付いた棒がある。それを押すと、扉が開くのだ。そして中にも同じような棒があり、ボタンを閉めることができる。

 そのときは、米国人、どうしてわざわざ操作のいる意味のない自動ドアを作るのだろうと思っていたが、今回の事件を見て、その本当の意味に気づいた。

 扉は人を殺すものではない。まだ見ぬ世界が広がる期待を持って、人は扉を開くのだ。

TSH
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# by harabb | 2004-03-29 03:17 | 生活こぼれ話

全身タイツとお父さんの化粧

 テレビをつけると、「全身タイツとお父さんの化粧」という文字が目に入ってきた。何だこりゃと思ってしばらく見ていたら、紫外線の害についてのお話だった。

 1980年と2004年を比べると、北半球で3%、南半球で9%も紫外線が強くなっており、それに伴い、皮膚ガンの患者数も北半球で9%、南半球では18%も増加しているとのこと。「昔は外で元気よく遊んで真っ黒になった子供が健康的と言われてましたが、昔と今の日光は違います。気をつける必要があります」と医者がコメントしていた。紫外線によって白内障が引き起こされる問題もあり、昔から太陽を見つめるのが好きだった私は、ちょっと心配になってしまった。

 一方、紫外線対策先進国のオーストラリアでは、ビタミンD欠乏症が問題視されているのだという。紫外線を極度に避けた結果、紫外線によって身体で作られるビタミンDが不足。このビタミンDは、ガンの発生を抑える効果が確認されており、これもまた問題だという。

 つまりのところ、どうすればいいんだろう・・・・。何でも“やりすぎとりすぎ”はよくないということを伝えたかったのだろうか。太陽が大好きな私にとって、太陽を避けながら生活するのはかなり苦痛だなぁと思いながら、久々の晴天の日曜日。結局、散歩にでかけてしまった。

TSH
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# by harabb | 2004-03-28 18:47 | 生活こぼれ話

ガードレールを見てみよう

a0001907_19448.jpg 道を歩いていると、よく凹んでいるガードレール。普段誰にも気にされていないガードレールだが、こいつのせいで昔警察に捕まったことがある。

 電柱や道路について調べていたときだった。普通、どうでもよいことだが、道路には管理者がいる。国道、都道、県道、市道といった呼称で分かるように、国が管理しているもの、都道府県が管理しているもの、などなど分かれている。

 そして、それは一般的にガードレールの形で判別できるのだ。最もよく見かける一見目の形をしているようにも見えるガードレールは国道沿いに設置されている。東京都内では、都のシンボルマークであるイチョウを形取ったガードレールを都道沿いで見かけることができる。

 一見同じように見える電柱も、NTTのものであったり、電力会社のものであったりと管理者が実は異なっている。電線に巻かれたテープの色で事業者を判別することも可能だ。

 デジカメを首からさげ、原付で都内を走り回って片っ端からこうした電柱やガードレールの写真を撮影していたとき、ガードレールに集中していた私は、パトカーの目の前で信号無視を犯してしまった。「あなたなにやってるんですかー!」とあきれ顔で近づいてきた警官は、カメラをさげてる私を非常に不審がり、「任意ですけど、中身をチェックしてもいいですか?」と聞いてきた。

  「別に全然私怪しくないんです。ほんとです」とあわててデジカメを渡したのが最後。おびただしい電柱とガードレールの写真に、怪しさ度が余計増したようだ。「電柱とかガードレールマニアの方?」

 その場では憤慨してしまったが、帰ってきて冷静になって考えると、あの状況では確かに私は怪しかった。

TSH
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# by harabb | 2004-03-26 19:45 | 記事こぼれ話


編集部で働くかたわら、思ったことをつらつらと書いていく予定です。
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